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トップページ > 採用情報 > ジョイトーク > 総務部担当部長 増田 × 若手運転士 勝田

ジョイトーク

1980年 新卒入社
総務部担当部長
増田
ますだ
2017年 中途入社
掛川営業所 運転士
勝田
かつた

総務担当部長と若手運転士。本音で語るバス運転士の仕事とは。

静鉄ジョイステップバス総務部担当部長の増田さんと、期待の若手運転士の勝田さん。
以前は直属の上司と部下でもあったお二人に、仕事についてあれこれ話していただきました。

増田 私は静鉄グループ各社で営業職などを務めてきましたが、現在は静鉄ジョイステップバスの総務部担当部長として、主に採用関係の業務や安全対策に取り組んでいます。掛川営業所の所長をしていた時には、勝田さんと一緒に働いていましたね。

勝田 その節は大変お世話になりました。休日なのに、翌日のお客様の乗車場所を一緒に確認しに行っていただいたことは忘れられません。

増田 勝田さんはこの辺りが地元じゃなくて、あの頃はまだ土地勘もなかったから。それにしても、あれはわかりにくい場所だった(笑)。指定された建物が見つからなくて、地元の方に聞いたんだよね。

勝田 はい。私は静岡県東部の出身なので、入社当初は右も左もわかりませんでした。お陰さまで、今はもうカーナビいらずです(笑)。

増田 それは頼もしいね。勝田さんは、当社に入る前にも観光バスの運転士をしていたから、道を覚えたらもう一人前だものね。

勝田 ありがとうございます。私は静岡県東部で観光バスの運転士をしていましたが、一時期、家庭の事情で事務職として過ごしました。改めて観光バスの運転業務につくのには、もう一度路線バスからやり直しとのことで転職を決意したんです。最初から観光バスの運転ができること、「静鉄グループ」という圧倒的な知名度があったことで、迷わず静鉄ジョイステップバスに決めました。思い切って入社して正解でした。

増田 当社としても、勝田さんのような若い方が入社してくれてうれしく思います。「勝田効果」かどうかわからないけれど、新人が続々と入社してきているしね。

勝田 私が知っているだけでも、3人が入社してくれました。皆さんが私に良くしてくれたように、私も後輩たちをサポートしていきます。

観光バス業界も日々進化している。その現状は?

他の業界と同じように、観光バス業界も一昔前とは様変わりしていると言う。
技術の進歩や法律法令の変化など、どのような点が変わってきているのでしょうか。

増田 数年前に観光バスの規制緩和に伴う事故がクローズアップされたこともあり、安全対策に関しては、法律法令なども含めてハードルが上がっていると思います。これはお客様を守るためにもなり、運転士を守ることにもなるので、会社としては大変ではありますが歓迎すべきことだと考えています。安全教育の面では、社内だけではなく、外部講師を招いての講習会なども積極的に行うようになりました。

勝田 法令などは毎年のように変わるし、安全対策の常識も年々変わっていくので、そうした知識を身につけられる講習会は助かりますね。安全意識の向上にも役立ちますし。また当社は、自社工場でのバスのメンテナンスに加えて、私たち社員のカラダのメンテナンスにも気を遣ってくれている印象があります。

増田 やはり働く人の健康が第一だからね。一般的な健康診断はもちろん、2年に一度は運転に支障が出る恐れのある「睡眠時無呼吸症候群」の検査を行い、見つかった場合には治療なども行っています。社外など、私たちの取り組みを初めて聞いた人からは、「そこまでやっているの?!」と驚かれることも少なくありません(笑)。

勝田 また、ハード面でも義務化されているドライブレコーダーに加えて、運行状況を管理するデジタルタコグラフ、車線逸脱や運転士の居眠りに反応するセンサーの設置など最新の技術で、私たち運転士をサポートしてくれています。自社の整備工場もあるので常にバスの状態は良好、万が一気になった個所があれば、すぐに修理してもらえることも心強いです。

増田 運転士の方々が運転に専念できるように、ハードとソフト、教育の面でも支えていきます。

静鉄ジョイステップバスの運転士として働くということ。

バス運行会社なら、どこに就職しても「バスの運転士」にはなれる。
では、静鉄ジョイステップバスで「バスの運転士」になるべき理由はどこにあるのか。お二人に聞いてみました。

増田 当社ならではの強みとしては、静岡県中部地区でナンバーワンの車両数であること。自社でツアーガイドを養成していること。事故防止に強く力を入れて取り組んでいること。道路交通安全マネジメントシステム(道路交通事故による死亡者や重傷者を減らすための管理体制)に関する国際規格のISO39001を取得していることなどが挙げられます。現在は、本社と静岡営業所で取得しており、今後3年間で全営業所取得を考えています。

勝田 繰り返しになりますが、運転士が運転に専念できるよう、あらゆる面でサポートしてくれる会社だということ。安定企業の静鉄グループであるという安心感も大きいですね。これは自分だけでなく、家族も安心させることになるのではないでしょうか。また私と同じように、運転士を目指す人が続々と入社している活気のある会社でもあります。

増田 実際に仕事をしてみるとわかると思いますが、静鉄グループという看板は、県内はもとより他県の方々からも評価されています。これは先輩社員の方々が、これまでに築いてきた信頼のお陰です。勝田さんたち若い運転士には、この伝統をしっかり受け継いでいってほしいですね。

勝田 はい。肝に銘じて仕事に向き合っていきます。それから、会社の一体感も強みのひとつだと思います。様々な部署がある中で、「安全で楽しい旅行をお客様に提供する」という目標に向かって力を合わせている。みんなが協力することで、日々の仕事が高いレベルで成立していることを実感します。

増田 普通免許(MT)取得から3年経過していれば、入社してから大型二種免許を取得する制度も整っています。これだけ働く理由が揃ったバス会社もめずらしいのでは。大切なのは、やる気です。当社では、ツアーガイドから運転士になった例もあります。難しく考えることなく、気軽に見学に来てください。

観光バスの運転士にはこんな人が向いている!
そんなあなたを待っています!

様々な運転士を見てきた総務担当部長と若い運転士。二人が考える「観光バス運転士の適性」とは?
こんな人と一緒に働きたいという希望も含めてお話しいただきました。

増田 心身ともに健康な方。運転が好きな方。地図を見て旅を楽しむことができる方。あとは、一期一会を大切にできる方ですね。

勝田 一期一会の精神は大切ですよね。旅行は私たちにとっては仕事であり日常ですが、お客様にとっては特別な日です。いつもそのことを忘れず、お客様に接していきたいです。その他の観光バス運転士の適性としては、同じこことの繰り返しが苦手な人も向いていると思います。毎日違う場所に行くことが仕事になるので、基本的に同じ日はありません。

増田 ところで勝田さんは、どうして観光バスの運転士を目指したのですか。

勝田 小さい頃にバス旅行に参加した時、大きなバスに感動して、「将来これを運転する人になる」と思ったことが始まりです。正直に言うと、しばらくはそんな気持ちは忘れていたのですが、進路を決める時期になり、真剣に自分のやりたいことを考えた時に、幼い頃の気持ちを思い出したんです。

増田 なるほど、子どもの頃の夢を思い出して実現させたんですね。勝田さんのように、子どもの頃にバスの運転士になりたいと思ったことのある人は多いんじゃないでしょうか。

勝田 きっとたくさんいると思います。そんな方々が、私と同じようにチャレンジしてくれたらうれしいですね。夢の実現に手遅れはないはずです。

増田 そうなってくれるといいですね。会社としても、夢の実現を全力でサポートしていきたいと思います。

勝田 会社はアットホームな雰囲気で、打ち解けやすいですよ。経験者が言うのだから間違いありません(笑)。

増田 観光バスの運転士になりたいと思ったことのある方は、是非その夢を叶えてください。今からでも遅くはありません!まずは職場見学会で、当社の雰囲気を感じてみてください!

※2018年12月に取材した内容に基づき、記事を作成しています。肩書き・役職等は取材時のものとなります。