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トップページ > 採用情報 > ジョイトーク > 採用担当 大畑 × ベテラン運転士 蘆澤

ジョイトーク

1992年 新卒入社
採用担当 総務部業務管理課長
大畑  真也
おおはたしんや
2001年 中途入社
静岡営業所 運転士
蘆澤  光雄
あしざわみつお

採用担当者とベテラン運転士。本音で語るバス運転士の仕事とは。

静鉄ジョイステップバス採用担当の大畑さんと、30年以上もバスを運転してきたベテラン運転士の蘆澤さん。
バス業界の昔と今を知るお二人に、気になる仕事のあれこれを話していただきました。

大畑 私は静鉄グループ各社で20年以上に渡って営業職をし、営業所所長を務めた後に現職に就きました。その間多くの運転士さんや、運転士を志望する方々にお会いしてきましたが、その誰もがバスが大好きなんですね。皆さん仕事なのに、「運転士は楽しい」って言うんです。蘆澤さんはいかがですか。

蘆澤 私の場合は、静鉄ジョイステップバスの運転士として15年以上、それ以前の静岡鉄道時代を含めると30年以上もバスを運転してきました。そんな私でもバスの運転は今もなお楽しいです。元々はタクシーの運転手からスタートしました。そして、路線バスの運転士を経て、念願かなって貸し切りバスの運転士になれたんですよ。

大畑 以前は路線バスの運転士になるのはもちろんですが、貸し切りバス、いわゆる観光バスの運転士になるのは特に大変だったようですね。

蘆澤 路線バスの運転士として10年間、無事故無違反を続けなければ観光バスの運転はできませんでした。今はそのような決まりもなくなりましたが、求められる技術や責任は変わりません。お客様の命を預かる仕事ですからね。でも責任が重い分、やりがいも大きいです。それから、バスを運転するには、まず大型二種免許が必要です。私の時代は自費で免許を取得しましたが、今は違うみたいですね。

大畑 はい。弊社では入社後に大型二種免許を取得する方の免許取得費用を全額負担する制度があります。普通免許(MT)取得後3年以上経過している方でしたら、この制度をご利用いただけますよ。
(※入社後3年以内に退職された場合には免許取得費用を全額返金していただきます。)

蘆澤 なんと、うらやましい!大型免許を持っていて、いつかバスの運転をしてみたいと思っている人は挑戦しない手はないですね。

トラックのドライバーから観光バスの運転士への転職は可能?

転職を考える時は、誰もが大きな希望と同じくらいの大きな不安を抱くもの。
運転という主な業務は同じでも、トラックと観光バスの運転士の仕事に違いはあるのでしょうか。

大畑 やはり、乗せる対象が商品から人に変わることは大きな違いです。もちろん荷主様の商品を運ぶトラックドライバーの皆さんも細心の注意を払って運転されていることは承知しています。しかし、それとはまた違った技術や倫理観がバスの運転士には求められるのです。お客様を乗せてバスを運転するためには、大型免許とは別に大型二種免許が必要な理由もそこにあります。

蘆澤 極端なことを言うと、商品は乗り物酔いしませんが、お客様は酔いますからね。楽しく旅行をしてもらうためには、安全運転だけでなく、その辺りにも気を使います。でも、安心してください。静鉄ジョイステップバスには、しっかりとした教育体制が整っていますから。

大畑 先ほどお話した、大型二種免許取得費用の負担に加えて、1ケ月間の研修制度も用意しています。免許を取ったからといってすぐにお客様を乗せられるほどの技術は身に付きません。研修期間中は教官がほぼマンツーマンで、バスの取り回しから接客対応まで丁寧に指導します。ですから安心してお問い合わせ下さい。

蘆澤 それから自社の整備工場も完備していて、整備士さんたちがしっかり管理してくれているので、出先での故障などはほぼありません。その点でも安心できますよ。また、バス用の大型洗車機もあるので、手洗いをする必要がありません。車内の清掃も業者さんが行ってくれるんですよ。これも他社にはない良さですね。

大畑 万が一、出先で何か問題が起きた場合でも、事務所には24時間いつでも運行管理者がいるので即対応ができます。弊社は運転士さんが運転に専念できる体制を整えています。

観光バスの運転士として働くということ。静鉄ジョイステップバスの場合。

大型バスの運転士を志す人にとって、最終目標ともいえる「観光バスの運転士」。
数ある観光バス会社の中でも、静鉄ジョイステップバスで働くことのメリットを聞いてみました。

蘆澤 大型免許を持っていて、少しでも興味があるならチャレンジしてみてほしいです。もちろん路線バスも良いけれど、両方経験した立場から言わせてもらうと、観光バスに乗らなければこの仕事の本当の楽しさはわからないと思います。

大畑 トラックドライバーもやりがいの大きな仕事だと思いますが、観光バスの運転士にはそれとは違う魅力が確実にあります。仕事とはいえ、みんなが観光したい場所に毎日のように行けるのですから(笑)。

蘆澤 確かにそうです。毎回違うお客様と、いろんな場所に行きましたね。これまで様々な出会いがあって、多くの思い出もできました。これは他の仕事では味わえない楽しさだと思います。また静鉄ジョイステップバスだけかもしれませんが、長く仕事を続けられる仕組みができているのもありがたいですね。

大畑 基本的には60歳が定年ですが、そこから運行距離を短くしたりして、65歳、70歳まで働くことができます。新人がスクールバスなどから徐々に距離を伸ばしていくように、だんだん距離を短くしてまたスクールバスに戻るイメージです。新人とベテランが同じ業務をすることになるので、相談がしやすいという声も聞きますね。この他に弊社ならではのメリットとしては、長い間この静岡の地で信頼を積み重ねてきた静鉄グループという安心感があると思います。これは働く側だけでなく、お客様の側からしても同じことです。それだけにお客様の期待値も高いので、我々も高いレベルで期待に応えなければいけません。

蘆澤 他社と比べると規則の厳しさを感じることもありますが、裏返して考えれば、それが私たち運転士を守ることにもつながっていると思います。

大畑 法令順守に関しては他社よりも厳しいかもしれませんね。しかしそれは蘆澤さんもおっしゃる通り、お客様と運転士の安全を確保するためです。

観光バスの運転士にはこんな人が向いている!
そんなあなたを待っています!

様々な運転士の方々と共に働いてきた二人が考える「観光バス運転士の適性」とは?
こんな人と一緒に働きたいという希望も含めてお話しいただきました。

大畑 観光バス運転士に向いている人。それはズバリ、「人と接することが好きな人」。そして「毎日に刺激を求める人」ではないでしょうか。

蘆澤 大畑さん、それは私の事ですか(笑)。確かに私は両方とも当てはまりますね。運転が好きなことはもちろんですが、それだけなら他の車種のドライバーでも良いわけです。観光バスの運転士の醍醐味は、毎回違う人達と様々な場所に行けることですから、そこを楽しめる人が向いていると思います。

大畑 私も旅行が大好きでこの業界に入ったので、正直なところ、運転士の皆さんがうらやましい部分はありますね。蘆澤さんは、日本各地のほとんどの観光地に行っているんじゃないですか。

蘆澤 本当にいろんな観光地に行かせてもらいました。お客様と打ち解けるのも上手になりましたよ。積極的に会話をすることで、こちらがどういう人間か知ってもらう。そうするとお客様も安心するんですね。親しくなると次の機会に指名をしてもらうこともありました。その時はうれしかったですね。

大畑 運転もそうかもしれませんが、接客に関しても経験を積むことで上達していくということですね。

蘆澤 そうです。今苦手だとしても、きっと上手になりますよ。先輩である私たちがサポートしますし、職場の雰囲気も良くて楽しいですよ。

大畑 バイクや釣りなど趣味の合う人同士で休日も楽しんでいますしね。

蘆澤 私はアユ釣りが趣味です。仕事だけでなく、アユ釣りも指導しますよ。

大畑 観光バスの運転士に興味のある方は、是非一度、気軽にお問い合わせください。静鉄グループの安定企業で、私たちと一緒に働きましょう!

※2017年5月に取材した内容に基づき、記事を作成しています。肩書き・役職等は取材時のものとなります。